洗浄液(中性もしくは弱アルカリ性洗剤)とスポンジ、ブラシ、ガーゼなどを用いスコープ外表面の汚れを落とす。スコープの操作部、挿入部、ユニバーサルコード部、コネクター部も洗浄する。先端のレンズ面は、専用の柔らかい布で洗浄する。
送気・送水ボタン、吸引ボタン、鉗子栓などをスコープから外して、それぞれ洗浄する。ボタン類や鉗子栓はブラシを用いて穴の部分まで洗浄しなければならない。特に鉗子栓は蓋をあけてブラシで洗浄した後に、十分に揉み洗いする。
チャンネル洗浄ブラシを用いて、全てのチャンネルをブラッシングする。ブラッシングの部位は、
- 吸引ボタン取り付け座から吸引口金まで。
※吸引取り付け座は毛足の長いブラシも使います。 - 吸引ボタン取り付け座から鉗子出口まで。
- 鉗子挿入口から鉗子チャンネル分岐部まで。
の3箇所である。
最後にブラシに汚れが付着していないことを目視で確認する。
- 流し台での洗浄は流水下もしくは洗浄液中で必ず行いましょう。
- また洗浄が行いやすい環境も大切です(流し台の深さ、大きさ、高さ)。蛇口もシャワーとカランの切替えが出来る方が望ましい。