スコープを洗浄液(中性もしくは弱アルカリ性洗剤)に浸し、全管路洗浄具を用いてチャンネル内を洗浄液で満たす。
流水下でスコープ外表面をすすぎ、チャンネル内は全管路洗浄具を用い大量の水道水ですすぐ。
内視鏡の送気・送水ノズルの詰まり、そしてごくわずかな汚れの付着を考慮すると酵素洗浄液などを使用すべきである。
酵素洗浄液の場合は、定められた時間で浸漬するが、35~40℃程度に加温すると高い洗浄効果が得られる。(内視鏡のチャンネル内には平均105cfu/mlの細菌が付着するが、洗浄により102cfu/ml以下に減少することができる。
- 浸漬後は内視鏡内部に洗剤が残りやすいので十分なすすぎが必要です。
洗剤が残ったまま消毒すると消毒効果が低下します。