消毒と保管(軟性内視鏡用洗浄消毒器)

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軟性内視鏡洗浄消毒器へのセットと消毒

各消毒器の取扱説明書に従ってスコープをセットする。
高水準消毒薬は毎回有効濃度であることを確認する。
強酸性電解水残留(有効)塩素濃度が使用機種の規格値の範囲内であることを確認する。
※洗浄・消毒の均一化、および人体への消毒薬暴露防止を考慮して内視鏡自動洗浄装置を用いることが望ましい

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乾燥(アルコールフラッシュ)

洗浄・消毒後のスコープは、すすぎ水が残存している可能性があるので、吸引・鉗子チャンネル内にアルコールフラッシュを行い、さらに、送気や吸引で乾燥させる。

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内視鏡の保管

乾燥が不十分なままだと細菌が増殖する可能性があるため、十分な乾燥が必要。
鉗子栓、ボタン類は内視鏡から外し、通気の良い容器入れて保管する。
内視鏡は専用の保管庫に入れて保管することが望ましい。

  • 検査終了後の内視鏡は必ず吊るして保管します。
  • 保管庫を使用する事をお薦めしますが、保管庫も週1回以上アルコール等で除菌し、清潔に保ちましょう。
  • 保管庫の乾燥にも十分注意し、乾燥機能がない場合は市販の乾燥剤を入れておく方法もあります。
ベッドサイドでの処置
流し台での洗浄
内視鏡の浸漬
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